建設業界でデザインの素敵なホームページ10選|建設会社のWebサイト事例
参考サイト集

建設会社や建築・設備関連企業のホームページというと、「施工実績」や「会社概要」などの情報を中心とした、比較的シンプルなデザインが多い傾向があります。一方で最近では、写真・イラスト・動画・タイポグラフィー・アニメーションなどを効果的に取り入れ、企業の個性や世界観を表現したホームページも増えています。今回は、建設業界を中心に、デザイン面で参考になるホームページを10サイトピックアップしました。
※各サイトのデザインについては、2026年9月時点で確認した内容をもとに紹介しています。
1.株式会社鹿熊組|コーポレートカラーを活かしたデザイン

株式会社鹿熊組のホームページは、青をベースに黄色をアクセントとして取り入れた配色が印象的です。
企業のコーポレートカラーをサイト全体にしっかりと反映しながら、黄色を差し色として使用することで、明るく活発な印象を演出しています。
青と黄色は色相のコントラストが強く、組み合わせることで視線を集めやすい配色です。
建設会社のホームページでは「信頼感」を意識して青を使うケースも多いですが、アクセントカラーまで含めて一貫したルールでデザインすることで、企業らしさのあるサイトに仕上がっています。
2.株式会社昭和設計|グリッドレイアウトとミニマルな動き

株式会社昭和設計のホームページは、グリッドを意識したレイアウトが特徴的です。
写真やテキストなどのコンテンツを整然と配置しながらも、余白を効果的に使うことで、非常にスタイリッシュな印象をつくっています。
また、派手すぎないミニマルなアニメーションもデザインのポイント。
建設・設計業界らしい「堅実さ」を残しつつ、現代的で洗練された企業イメージを表現したデザインとして参考になります。
3.株式会社三崎組|建築模型のようなイラストが印象的

株式会社三崎組は、トップページの印象的なビジュアル表現が特徴です。
建築模型を思わせるようなイラストを使い、建設会社らしい「建物」「街」「ものづくり」のイメージを視覚的に表現しています。
さらに、そのイラストをトップページだけでなく、サイト内のさまざまな場所で活用。
単に「おしゃれなイラスト」を配置するのではなく、サイト全体の世界観を統一するためのデザイン要素としてイラストを活用している点が参考になります。現在のサイトでは施工実績や会社情報、採用情報なども整理され、企業の活動が視覚的に伝わる構成になっています。
4.株式会社塚地建築|タイポグラフィーを大胆に活用

株式会社塚地建築のホームページは、文字そのものをデザインとして活用した大胆なレイアウトが特徴です。
一般的なホームページでは、写真を大きく見せることが多いですが、タイポグラフィーを大胆に配置することで、写真に頼りすぎない個性的なファーストビューをつくっています。
「文字=情報」というだけではなく、文字そのものをグラフィックとして扱うことで、建築会社としてのデザイン性やこだわりを感じさせるサイトになっています。
5.鳥越住建|レトロなイラストで親しみやすく

鳥越住建のホームページは、レトロな雰囲気のイラストをふんだんに使用している点が特徴です。
一般的な建設会社サイトとは異なるイラスト表現によって、親しみやすく温かみのある企業イメージをつくっています。
また、イラストだけでなく、控えめなアニメーションを組み合わせることで、サイト全体に楽しさを加えています。
特に、地域密着型の工務店・住宅会社が「親しみやすさ」を表現する際の参考になるデザインです。
6.環境計測株式会社|アイソメトリックイラストで事業を説明

環境計測株式会社は、近年Webデザインでもよく見られるアイソメトリックイラストを活用したホームページです。
アイソメトリックとは、建物や設備などを斜め上から見たような立体的な表現のこと。
複雑な設備やサービスを、写真だけではなくイラストによって視覚的に整理できるというメリットがあります。
専門的な事業を展開する企業ほど、「何をしている会社なのか」をわかりやすく伝えることが重要です。
その点で、イラストを単なる装飾ではなく、事業内容を説明するためのツールとして活用しているところが参考になります。
7.エレク株式会社|幻想的なイラストと黒背景

エレク株式会社のホームページは、黒を基調とした背景と独特なイラスト表現が印象的です。
会社の事業をイメージさせるイルミネーションのようなイラストを効果的に配置することで、業務内容を直感的に伝え、一般的な建設・設備会社とは一味違った世界観をつくっています。
特に参考になるのが、色やイラストを絞り込むことでブランドイメージを強くしている点。
「建設会社だから建設現場の写真をたくさん使う」という一般的な発想から離れ、独自のビジュアル表現を採用しています。
8.湯浅建設株式会社|写真・動画・イラストを組み合わせた表現

湯浅建設株式会社は、動画・写真・イラストを組み合わせたビジュアル表現が特徴的なホームページです。
トップページでは「地域の明日をつくる。」というメッセージを掲げ、地域・人・自然に向き合う会社としての姿勢を伝えています。
さらに、文字組みや余白、コンテンツの配置などにもデザイン性があり、全体として洗練された印象。
建設会社のホームページでは施工写真が中心になりがちですが、写真だけに頼らず、動画やイラスト、タイポグラフィーなど複数の表現方法を組み合わせることで、より豊かな企業イメージをつくることができます。
9.音更電設株式会社|「照らす」というコンセプトをデザインに

音更電設株式会社は、「照らす」というコンセプトをホームページ全体のデザインに落とし込んでいる点が特徴です。
「十勝の暮らしをつなぐ」という企業の役割を、光や照明という視覚的なテーマと結び付けています。公式サイトでも「十勝の暮らしをつなぐ力でありたい」というメッセージを掲げています。
また、社員一人ひとりにスポットライトを当てる「THE SPOTLIGHT」というコンテンツも展開しており、採用・企業ブランディングまで含めて「光」というコンセプトを活用しています。
企業の事業内容とデザインコンセプトを結びつける好例といえるでしょう。
10.東神開発株式会社|特徴的な線画で世界観を構築

東神開発株式会社のホームページは、特徴的な線画をベースにしたビジュアル表現が印象的です。
線画をサイト全体のデザイン要素として使用することで、写真中心の企業サイトとは違った独自の世界観を構築しています。
ショッピングセンターの開発・運営や不動産事業を展開する企業ですが、サービスそのものを説明するだけでなく、街や人、暮らしをイメージさせるデザインにつなげている点も興味深いところです。
建設業のホームページは「写真」だけがデザインではない
今回紹介した10サイトを見てみると、建設業界のホームページでもさまざまなデザイン手法が使われていることがわかります。
コーポレートカラーを活かす
グリッドレイアウトで洗練された印象をつくる
イラストで企業独自の世界観を表現する
タイポグラフィーをデザイン要素として使う
アイソメトリックイラストで複雑な事業をわかりやすくする
動画を使って現場の臨場感を伝える
アニメーションでサイトに動きを加える
コンセプトをデザイン全体に反映する
線画や独自のグラフィックでブランドを表現する
特に重要なのは、単純に「おしゃれなデザイン」を目指すのではなく、その会社ならではの事業・理念・地域性・人・技術などをデザインに落とし込むことです。
建設業のホームページは、施工実績や事業内容を伝えるだけでなく、「この会社はどんな会社なのか」を視覚的に伝える企業ブランディングの役割も担っています。
これから建設会社のホームページを制作・リニューアルするのであれば、今回紹介したサイトをデザインの参考にしながら、「自社ならではの表現方法は何か?」を考えてみるとよいでしょう。








